製品情報

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USB接続ドーム回転連動コントローラ

もちろんASCOM対応ですのでASCOM対応です。

星図ソフトと組み合わせて使うとドーム回転が望遠鏡と連動してコントロールが可能になります。

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コントロールの心臓になるボードはVelleman USBインターフェースボードを使用します。

この基板にはデジタルの入出力ポートとアナログポートが用意され

このポートを利用して回転の方向動作とシャーターの開閉、ドーム照明の調光、エンコーダの入力

をさせます。

ASCOMドームドライバはLesveDome driverを使います。


[コントロール基板の入手先]

Velleman社 USBインターフェースボード VM110

  東映無線ラジオデパート店 8,925円(完成品)


[ASCOMドライバの入手先]

Ascom LesveDome driver

<DPP Observatory>

ASCOM対応版 ドーム連動コントローラのセットアップですがこれも簡単です。

プラネタリュームソフト(導入ソフト)にはASCOMのPOTHドライバーを組みます。

POTHの設定の中にドームドライバの設定項目がありますので

LesveDome V2 0ドライバーを選択します。


[結線について]

<結線図はこちら>

コントロール基板とドームの回転スイッチとの結線は、直接接続できませんので

大容量のリレーを介して取り付けます。その際安全のためにフォトカプラを入れてアイソレートする

必要があります

*コントロール基板と大容量のリレーを同じ筐体に入れて暫く使っていました

その後、ドームが回転するたびにUSBの接続がハングアップして

結局使い物にならなくなってしまいました

リレーのノイズが大きくパソコン内部まで突入してしまいます。

結局、リレーとは別筐体にして、尚且つ金属シールド筐体にしノイズを押さえ込みました。

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[回転エンコーダー]

ドームの回転角度を知るための重要なパーツになります。

海外のサイトではROBO DOMEのエンコーダーを使っているようですが

日本では入手しづらいので、自作することにしました。

プーリーは田宮の楽しい工作シリーズの一番大きなプーリーセットです。

フォトセンサーはオムロンのEE-SX1042を使います。

別にこれに限定はないのですが作例がこのセンサーを使っているのと

やはり腕が長いのでプーリーにマッチしやすいです。

センサーはダイオードと抵抗をつけてUSBコントローラ基板につなげます。

アングルを組み合わせて作ったのですがなかなか調子は良いようです

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[原点センサー]

ドーム連動コントローラをいつも決まった位置に設定するために原点スイッチを設けます。

これも海外の作例を利用しまして、防犯スイッチをつかいました。

防犯スイッチはOFF型が多いですがON型のものでそのまま直接USBI/Oボードに繋げられます。

ベースリングとのクリアランスが心配でしたので

高感度型を使いました。

これでドームが1回転すると原点スイッチが動作して位置が決まります

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[コントロールソフト設定]

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ASCOMの設定は望遠鏡と連動させるためPOTHを選択します。

さらにPOTHの設定を選択するとDOME設定が出てきますので「Lesve Dome」を選択します。

Connectすると連動が始まります。

Lesve Domeの設定にはドームの直径、望遠鏡の不動点の高さ、

望遠鏡のドーム中心からの南北、東西の位置

さらにエンコーダの直径、穴数等を入力しておきます。

HOME(原点センサーの位置)は「0」にしておきます。

AllSkyCam

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