小技集 Tips
気象監視
遠隔撮影の生命線で気象センサーは重要なアイテム
まず天文台を遠隔するには、
「導入する」 「フォーカスを合わせる」 「撮像する」というのはプログラム的にも
あまり難しくないのだけど。
途中で雲がでたり雨が降り出したときどうするかを考えないといけません。
天候の変化によって雲センサー(私の場合AAGクラウドウォッチャー)がCloud/Rainに
変化した場合に撮像を停止してドームのスリットを閉めるのが基本だと思います。
海外の方も含めて大半の方がこの方法ですね。私もそうしていました。
ただ私が思うには、もし雲センサーが撮像途中に故障してしまったらとか思うと安心できないです。
それを補うために、雨が降り出す前とか霧が出る前には湿度が上がる傾向があるので
ドーム内の湿度が80%超えたら撮像を停止してスリットを閉めるようにしています。
また、薄明開始前とか日の出時刻になると同様に停止するようにしています。
それでも閉まらない場合雲センサーとは別に独立した雨センサーがあり、
直接ドームコントローラ盤に警報をだします。
2重3重の安心が設置されています。
雲(赤外放射温度計)/雨センサー | Sensirion 1チップ温度・湿度センサ |
AAG CloudWatcher AAGware5.20 | [SHT-11] |
曇天/雨天 湿度80%以上 ⇒⇒⇒ | 撮像中止/モーターStop/ドームスリット閉じる |