小技集 Tips
撮影スケジュール撮影
目標天体を導入する場合に、
目標の天体の高度を算出して
撮影を初めて良い高度になるまで待機させる機能を追加しました。
これでシステムを夕方から起動させて
目標の天体が十分昇ってから撮像を始めるという操作が可能となります。
月齢、日の出、日の入り、薄明時間を計算させています。
薄明時間になると、オートスリットが閉まり撮像が中断します。
お休みモードにチェックを入れると、そのままWindowsが終了するまで
自動でプロセスを実行します。
これで薄明ギリギリまで撮像が出来、効率よく運用が可能となります。
オートダーク、オートフラット、HotDead処理
元々Art11002はシャッターが無かった為、
ダークを撮るのが大変不便でした。
フィルターの一つにダーク用のマスクを入れることで簡易的なシャッターにさせることにしました。
これで遠隔でダークが撮れるようになり、
一連の撮影をスクリプトでまとめることが出来ます。
撮影するごとに、ダーク.フラットとバイアスをキャリブレートさせるという処理が出来ます。
キャリブレート機能に1つ工程を加えて上坂さん製作のHotDead処理を一度に実行させます。
単純な作業なのでスクリプトで処理させたほうが、間違いが無く早いです。
処理前のFitsデータとキャリブレ後のFitsデータとJpeg画像を1度に保存させています。
マスターを残せば自動化処理がまずかっても後で処理できますので安全です。
Jpeg画像は確認用です。